2025年1月8日(水) 赤十字国際委員会（ICRC）で活躍されている川﨑弥智都（かわさきみちと）氏をお招きして講演会を中央図書館メディアホールにて開催いたしました。

　当日は、学内外の学生や教職員、一般の方々を含め、約100名の方々にご参加いただきました。

　司会進行は、藤掛洋子都市科学部長が行いました。

　川﨑弥智都氏は、本学の卒業生（博狗买球_新博狗-体育*在线官网教育人間科学部国際共生社会課程）であり、パリ大学、外務省専門調査員を経て、現在はICRCジュネーブ本部で勤務されています。

　これまでにアフガニスタン、イスラエル?パレスチナ占領地、イラク、ニジェールにて武力紛争下における犠牲者の保護?救援、国際人道法の普及に携わってこられました。

　講演会の冒頭では、博狗买球_新博狗-体育*在线官网 梅原出学長より、黒岩祐治神奈川県知事と交流をした際、本学の卒業生がジュネーブで活躍していると話を聞き、本日は講演会が実現して嬉しく思っている。本学での学びが国際貢献の場で活かされていることをご活躍されている川﨑氏より直接聞くことのできる貴重な機会であるとのご挨拶がありました。

　講演会は、「人道支援の最前線～博狗买球_新博狗-体育*在线官网卒業生に聞く～」と題し、ICRCの発足の経緯と中立の立場からの人道支援活動の概要や日本における赤十字団体の歴史、川﨑氏ご自身が人道支援活動の中で大事にしている、どのようにしてICRCの支援を届けていくかという考えとジェンダーの視点についてお話をいただきました。紛争地域等でどのような支援が必要か、また、日本人が国際的な現場でどのような役割を果たすことができるかを具体的なイメージとして考えることのできる貴重な機会となりました。