第8回都市科学シンポジウム「地球の健康を都市から科学する」を開催しました

2024年12月14日(土)、第8回都市科学シンポジウム: 「地球の健康を都市から科学する」を博狗买球_新博狗-体育*在线官网において対面にて開催いたしました。当日は、都市科学部1年生や都市科学部教職員に加え、地域の方々、高校の先生、民間企業のご関係の皆様など多くの方々にご参加頂きました。
開会にあたり、田名部元成 博狗买球_新博狗-体育*在线官网副学長より、都市科学シンポジウムは都市に関わる社会課題に向けて、文理融合の視点から複眼的に分析?考察することを通じて都市科学部が担うミッションをより明確にするものであり、今回のテーマである「プラネタリー?ヘルス」は今世紀の社会において最も重要な課題であること、それについて各分野の教員より都市の諸課題について議論がされることは貴重な機会のため、楽しみにしていると挨拶がありました。
開会にあたり、田名部元成 博狗买球_新博狗-体育*在线官网副学長より、都市科学シンポジウムは都市に関わる社会課題に向けて、文理融合の視点から複眼的に分析?考察することを通じて都市科学部が担うミッションをより明確にするものであり、今回のテーマである「プラネタリー?ヘルス」は今世紀の社会において最も重要な課題であること、それについて各分野の教員より都市の諸課題について議論がされることは貴重な機会のため、楽しみにしていると挨拶がありました。

第一部に先立ち、藤掛洋子 都市科学部長より、人間が自然を支配するのではなく、人間と自然とが共生し、持続可能な開発をしていくことの重要性が歴史的変遷の中で生まれてきたこと、また2014年にプラネタリー?ヘルスという概念が出されたこと、その考え方の基礎の一つとなったラテンアメリカに残るブエン?ビビール(良い生活)という思想などについて説明があるとともに、文理融合の学部である都市科学部が担う役割が今後ますます重要になってくる点が主旨説明の中で強調されました。



第一部は、司会の小宮正安 都市社会共生学科教授の進行のもと、藤掛洋子 都市社会共生学科教授、藤岡泰寛 建築学科教授、安部遼祐 都市基盤学科准教授、佐々木雄大 環境リスク共生学科教授による、それぞれの専門分野からみたプラネタリーヘルスの観点から見た都市の課題についての発表がありました。
■報告テーマ
●プラネタリー?ヘルスの観点から子どもの居場所を考える(都市社会共生学科教授?藤掛洋子)
学校でも家庭でもない場所で子どもたちがありのままでいられる空間(サードプレース)は重要です。また、超少子高齢化社会にある日本には多くの外国につながる子どもたちも地域で暮らしています。多様な背景を持つ子どもたちが大人の見守りの中一緒に過ごせて、食事もできる。プラネタリーヘルスやドーナツ経済などの考え方も活かした多文化共生の可能性について、団地における学生たちと行政+NPOの取り組み事例より紹介します。
●人間関係の健康へ向かう住宅地再編 (建築学科教授?藤岡泰寛)
郊外住宅地は健康意識?環境意識の高い人たちが集まって暮らす場所として生まれ、住環境をより良くしようとする運動の最前線にもなりました。一方、近年は高齢者の増加(長生きできること)は孤立の問題として、緑?自然の豊かさは地理的困難さの問題として、それぞれ負の側面が強調されることが多くなりました。郊外で生まれ育った若年層のなかには人や土地との繋がりのある郊外をふるさととして肯定的に捉える傾向も見られます。これからの郊外は、身体の健康に加えて、心も豊かになるホリスティックで持続可能な健康住宅地となる可能性を持っています。
●プラネタリーヘルスの観点から公共交通を考える(都市基盤学科准教授?安部遼祐)
近年、バスの減便や高齢化への対応といった課題を背景に、地域交通の改善が重要になっています。また、国際的には都市圏における環境負荷低減を目指して公共交通を重視する動きが広がっています。今回の発表では、大都市圏郊外の駅周辺を対象に、生活圏におけるきめ細かい移動サービスの提供とともに、幅広い移動需要(通勤通学や私用)に対応した鉄道の端末交通の改善を目的とする地域交通の取り組みを紹介します。
●都市の自然がもたらす人間の福利(環境リスク共生学科教授?佐々木雄大)
都市の自然は、我々にさまざまな生態系サービスを提供します。近年、都市の自然がもたらす多様な生態系サービスの評価が急速に進みましたが、都市の自然のどのような特性が生態系サービス、ひいては人間の福利と関わるかについてはまだよくわかっていません。今回の発表では、都市における構造や環境の異質性、多様性、人間および地球の福利の連関に着目することの重要性をお話します。異質性、多様性、福利の関係の概念は、都市にとどまらず、福利に関わるさまざまな事象に適用可能です。その文脈において、プラネタリ―ヘルスとの関連も、最後にお話します。
■報告テーマ
●プラネタリー?ヘルスの観点から子どもの居場所を考える(都市社会共生学科教授?藤掛洋子)
学校でも家庭でもない場所で子どもたちがありのままでいられる空間(サードプレース)は重要です。また、超少子高齢化社会にある日本には多くの外国につながる子どもたちも地域で暮らしています。多様な背景を持つ子どもたちが大人の見守りの中一緒に過ごせて、食事もできる。プラネタリーヘルスやドーナツ経済などの考え方も活かした多文化共生の可能性について、団地における学生たちと行政+NPOの取り組み事例より紹介します。
●人間関係の健康へ向かう住宅地再編 (建築学科教授?藤岡泰寛)
郊外住宅地は健康意識?環境意識の高い人たちが集まって暮らす場所として生まれ、住環境をより良くしようとする運動の最前線にもなりました。一方、近年は高齢者の増加(長生きできること)は孤立の問題として、緑?自然の豊かさは地理的困難さの問題として、それぞれ負の側面が強調されることが多くなりました。郊外で生まれ育った若年層のなかには人や土地との繋がりのある郊外をふるさととして肯定的に捉える傾向も見られます。これからの郊外は、身体の健康に加えて、心も豊かになるホリスティックで持続可能な健康住宅地となる可能性を持っています。
●プラネタリーヘルスの観点から公共交通を考える(都市基盤学科准教授?安部遼祐)
近年、バスの減便や高齢化への対応といった課題を背景に、地域交通の改善が重要になっています。また、国際的には都市圏における環境負荷低減を目指して公共交通を重視する動きが広がっています。今回の発表では、大都市圏郊外の駅周辺を対象に、生活圏におけるきめ細かい移動サービスの提供とともに、幅広い移動需要(通勤通学や私用)に対応した鉄道の端末交通の改善を目的とする地域交通の取り組みを紹介します。
●都市の自然がもたらす人間の福利(環境リスク共生学科教授?佐々木雄大)
都市の自然は、我々にさまざまな生態系サービスを提供します。近年、都市の自然がもたらす多様な生態系サービスの評価が急速に進みましたが、都市の自然のどのような特性が生態系サービス、ひいては人間の福利と関わるかについてはまだよくわかっていません。今回の発表では、都市における構造や環境の異質性、多様性、人間および地球の福利の連関に着目することの重要性をお話します。異質性、多様性、福利の関係の概念は、都市にとどまらず、福利に関わるさまざまな事象に適用可能です。その文脈において、プラネタリ―ヘルスとの関連も、最後にお話します。
第二部 都市科学部をビジュアライズする(場所:理工学部A棟101)
第二部では、平野恵子 都市科学部准教授の司会?運営のもと、都市科学部?経営学部?都市イノベーション学府の学生によるポスター発表が行われました。各分野における都市が抱える課題に対する取り組みについて、8組のグループがそれぞれ発表をしました。様々な学生の活動を知り、繋がり合うことで、都市科学部の活動や取り組みを共有する貴重な機会となりました。また、学外からの参加者や他学科の教授とも議論を交わすことで、今までにない視点を得られたと発表を行った学生が話していました。
第二部では、平野恵子 都市科学部准教授の司会?運営のもと、都市科学部?経営学部?都市イノベーション学府の学生によるポスター発表が行われました。各分野における都市が抱える課題に対する取り組みについて、8組のグループがそれぞれ発表をしました。様々な学生の活動を知り、繋がり合うことで、都市科学部の活動や取り組みを共有する貴重な機会となりました。また、学外からの参加者や他学科の教授とも議論を交わすことで、今までにない視点を得られたと発表を行った学生が話していました。

<学生ポスターセッションのテーマ>
1.「留学生の防災意識調査と向上に向けた取り組み」
2.「横浜の人口推移を元に考える都市の傾向と対策」
3.「都市周辺部での自然と共生した暮らし」
4.「自然災害」
5.「横国における再生可能エネルギーの活用」
6.「博狗买球_新博狗-体育*在线官网から考える地域の外国人との交流の場の提案」
7.「南米パラグアイにおけるフィールドワーク」
8.「『羽沢横浜国大駅-博狗买球_新博狗-体育*在线官网間』を対象にしたオンデマンド交通の導入可能性」
1.「留学生の防災意識調査と向上に向けた取り組み」
2.「横浜の人口推移を元に考える都市の傾向と対策」
3.「都市周辺部での自然と共生した暮らし」
4.「自然災害」
5.「横国における再生可能エネルギーの活用」
6.「博狗买球_新博狗-体育*在线官网から考える地域の外国人との交流の場の提案」
7.「南米パラグアイにおけるフィールドワーク」
8.「『羽沢横浜国大駅-博狗买球_新博狗-体育*在线官网間』を対象にしたオンデマンド交通の導入可能性」
第二部のポスターは羽沢横浜国大駅前「HAZAAR」内3階の「YNU BASE HAZAWA」において1月15日(水)まで展示を行いました。
(担当:都市科学部)